セイノーホールディングスについてのお知らせ

 福山通運株式会社が新規LPとして参画

 　セイノーホールディングス株式会社（本社／岐阜県大垣市、代表取締役社長／田口義隆、以下セイノーホールディングス）がアンカーLPとして参画する「Value Chain Innovation Fund（以下VIF）」は、2023年4月に設立されて以降、スタートアップ企業11社へ投資を実行し、順調に運用を行ってまいりました。
　この度、福山通運株式会社（本社／広島県福山市、代表取締役社長／小丸成洋、以下福山通運）が新たなLPとして参画しましたのでお知らせいたします。

新たな LP について

　Spiral Innovation Partners LLP（本社／東京都港区、General Partner／岡 洋）が GP として運営している VIF は、福山通運から新たにご出資をいただきました

福山通運と当社は、2013年3月に業務提携※1を開始して以来、様々な連携を進めてまいりましたが、この度VIFに参画いただくことで、LPの皆様と共に業界全体の課題解決をより一層推進してまいります。

※1　「大規模災害発生時における相互協力に関する協定」および「エコデリバリーの提供」に関する業務提携を締結いたしました。（https://www.seino.co.jp/seino/news/shd/2022/0426-01.htm）

VIF 概要

VIFにおける投資領域のイメージ

　VIFは物流周辺領域のスタートアップへの投資をおこなう Logistics Innovation Fund（以下LIF） の承継ファンドとして設立致しました。LIFが投資対象を物流周辺領域に限定しているのに対し、VIFは物流領域を投資対象の中心に置きつつもその川上・川下にも投資領域を拡大することでお客様のバリューチェーン全体への価値提供を行い、お客様の繁栄に貢献することを目指しています。

 

出資先と福山通運との事業連携について

　LIF・VIFからの出資を通じて、セイノーホールディングスは社内外や業界を問わず共創を進めてきましたが、その一環としてLIFの出資先企業である株式会社エアロネクストとの事業連携において、福山通運とも中山間地域の共同配送に取り組んでおります。
　従来の中山間地域への配送は、各物流事業者が遠方の拠点から個別に配送しており、環境負荷や収益性の面で課題がありました。この非効率な配送を解決し、将来の物流インフラ維持を目指すため、各社の配送を集約し車両による配送に加えてドローン配送を活用する新スマート物流SkyHub®の構築により課題解決を図るものです。
　この取り組みは当社や株式会社エアロネクストだけで成立するものではなく、福山通運をはじめ物流業界全体が一つのチームとなって推進することが重要と考えています。

　当社は今後も中期経営計画『Team Green Logistics』に基づいたO.P.P.※2の概念のもと、サプライチェーン全体において環境配慮を促すため、様々なパートナーとの共創でGreen物流の実現を目指してまいります。
　※2　社内外、業種の違いを問わず連携した(オープン)、誰もが使える(パブリック)、物流プラットフォームを構築し、プラットフォームの利用者それぞれの効率化や価値向上、更にはインフラとして産業・環境・生活への貢献を実現する構想

（リリースに関する問い合わせ先）
セイノーホールディングス株式会社 オープンイノベーション推進室 担当：山根
TEL：03-4363-4590 E-mail：[email protected]